茸社長です。
前回の終わりで言いましたように、なぜ投資を始めたのか? についてお話したいと思います。
なぜ私はFXを始めてしまったのか? からにしましょうか。
私がFXを始めたのは、自民党が民主党から政権を奪取し、第2次安倍政権が発足してしばらく経った辺りだったと記憶しています。アベノミクス効果により急激に円安に傾いて行っている最中、当時(今も結構ありますが)の書店の投資本コーナーにはFX関連の本がこれでもか!、というぐらい溢れていました。
投資と投機の違いも理解していなかった当時の私です。簡単に手を出してしまいましたよ。「初心者でも安心」「稼げる」なんて言われたら、ねぇ?
ただまぁ、始めた当初は、割と勝率が高く小銭を稼ぐことは出来ていたのです。そりゃあそうですよね、あの時は別に才能の有無とか関係なく、勝手に円安に動いていたわけで、何もしなくてもそれなりには儲けられました。ただのラッキーでした。
そこで満足していれば、小っちゃい黒字で終われたのですが、ところがどっこい、そうもいきません。
最初はレバレッジ3倍、1万通貨で取引していたのが、手っ取り早くやろう・俺なら出来ると根拠のない自信に突き動かされ、レバレッジ25倍、10万通貨での取引という馬鹿をやり出します。
人間調子に乗ると、ここまで慢心するんですねぇ。
そりゃいつかは足元を掬われます。
いくら円安方面に動いているといっても、たまには調整で円高になることもあります。そんな時に証拠金維持率が耐えられなくなり、強制ロスカット!…です。
具体的な損額は書けませんが、年収がぶっ飛びました。手取りではなく額面で。
ただまぁ、そこで辞められたのが不幸中の幸いだったのかもしれません。
ロスカットされて綺麗さっぱりFXから手を引きました。
正直評価損がエグイことになってからロスカットまでの間は、とんでもなく精神的に疲れました。
不安で眠れない夜があることを、その時知りました。
昼と言わず夜と言わず、家でも仕事中でも、食事中も風呂の中でも、とにかく値動きが気になって仕方がありませんでした。
しかも大抵の場合、円高ロスカットされた後はまた円安になっていくのです。なんでもう少し耐えられなかったのか、と2重に悔むことになります。
自分には、この方面での才能は無いな、と認めざるえませんでした。
もう投資(投機)なんぞに手は出すまい、ギャンブルなんてまっぴらだと痛感し、わたくし茸社長はしばらく傷心と雌伏の時を過ごすことになります。
そして迎えた2016年、証券会社に口座開設を申し込むことになります。
さぁ茸社長に何があったのか、なぜ株式投資に興味を持ち始めたのか、
それについては次回に持ち越しです。
オタッシャデー!
次回↓
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