茸社長です。
最近、テレビなどでタピオカドリンクがよく出てきています。巷ではタピオカがブームのようです。
東京には、何と500弱もの店舗が軒を連ねています。
売りはタピオカが入っているドリンクだけでなく、飲み物ショップの凝りに凝った内装目当ての客も多いそうです。
調べてみると、私が住んでいる神戸にも何件かタピオカ店があるようですが、あまりブームになっているっぽい話は聞きません。
大阪や名古屋にもタピオカ店がオープンしていっているようですが、やはり東京ほどの流行は感じません。
局所的な大ブームなのでしょうか?
30~40代の人には覚えがあるかもしれませんが、過去何度かタピオカブームは存在しました。
あちらこちらにタピオカ店が生まれては潰れを繰り返し、そのほとんどが流行が去るのと共に姿を消しました。
それが何とまぁ、平成も終わり(令和の始まり?)にもなって再び大流行を迎えるとは。
しかし、なぜタピオカドリンクはここまでの流行になったのでしょうか?
ドリンクが美味しいから? まぁあるかもしれません。
健康に良いからか? これは断じて違います。
(タピオカはほぼ炭水化物の塊なので、摂取しすぎると普通に太ります)
答えは単純に、「インスタ映え」するからです。
ツイッターやインスタグラムへには「タピオカドリンクを飲んでいるお洒落な自分」が多く投稿されており、所謂「映える」アイテムなのでしょう。
とてもお洒落な店内で、ドリンク片手にポーズを取る、なるほど絵になるでしょう。
もはや知らない人も希少種でしょうが、インスタグラムとはユーザー数が全正解で10億人を超えるアプリです。
若者(特に女性)を中心に爆発的な人気を誇るSNSです。
使ったことがある人も居るんじゃあないでしょうか。
これらの行列が出来ている店をブームに巻き込んだ火付け役は、そのインスタグラムの口コミです。
多くのインフルエンサーが口コミで商品の宣伝をすると、若い世代がそれに影響を受け売り上げが爆上がりします。
非常に重要な広告と化しています。
口コミ宣伝で実際に商品を買った人が、それをインスタフラムに乗せることでそれがまた宣伝になり…を繰り返すことになる訳です。
かつてはFacebookやTwitterが承認欲求を満たすために、使用されていました。
今はそれがインスタグラムです。そういったアピールに余念がないユーザーがとても多いです。
実に恐ろしきは自己顕示欲でしょうか。
良い写真を撮るために何時間も行列に並び、お金を使っていくのです。
まぁ財布の紐が固くなっている現代においては、経済を回すためのある意味重要な要因かもしれません。
しかし、見栄をはるためにSNSを続けるというのは、結構しんどい思いをすることになります。
課金頼みで「いいね」を得ても、後々意味がないことに気づいて後悔するでしょうし、その分の資金はもっと有意義に使った方がよろしいでしょう。
まぁ、ブログをやっている人間が言ってもブーメランですがね。
オタッシャデー!
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