茸社長です。
「投資は早いうちから始めた方が良い」、いろいろな場所でよく聞く言葉です。
私の場合は、30歳の時に「本当の意味での」投資を始めました。
FXは投資ではない、いいね?
決して遅すぎるということはありませんが、大卒で就職し、約8年間を投資的には無駄に過ごしてしまいました。
非常に勿体ないことをしてしまったと思っています。
さて、このようなブログを見に来てくれた方は、少なからず投資に、あるいは投資を始めることに興味があるかと思います。
最初の言葉通り、投資を始めるなら出来るだけ早くに行った方が良いのは事実です。
もちろん当人の懐具合次第ではあります。
最低限の貯蓄も無しにフルインベストメントは、流石にアレ過ぎるでしょう。
閑話休題、「早いうちから」とは具体的に何歳からなのでしょうか?
答えは「今」です。何歳とかはどうでもいいです。とにかく早く始めた方が、その分有利となります。
日本では、二十歳から証券会社に口座を開設できます。
未成年でも、親がその証券会社に口座を持っていれば、親権者の同意があれば開設できます(条件は証券会社によります)。
口座さえ開設できれば、成年でも未成年でも、社会人でも学生でも、それこそ赤ん坊でも株や投資信託などの購入が可能となります。
早い段階で投資を始めた方が良い理由は大きく以下の2つが挙げられます。
①
長期投資では少額の拠出でも、複利により資産を築き上げやすい
②
運用期間が長いと、リターンがプラスになりやすい
それぞれ説明していきたいと思います。
まず①です。
そもそも複利とは何か?
簡単に言えば、利子が元本だけに付くものを「単利」、元本と利子の合計に次の利子が付くものを「複利」と言います。
例えば、年10%の利子が付く定期預金に100万円を預けると、単利の場合1年後は元本の100万円に利子の10万円が追加されます。
翌年も100万円に利子の10万円が付き、合計で120万円になります。
複利の場合、1年目は単利と同じで元本の100万円に利子の10万円が追加されますが、翌年は「100万円+10万円」に10%の利子が付くので、11万円が追加されます。
グラフでみると、こんな感じになります。
短期では単利も複利も大して変わりません。
しかし、長期になれば、どんどん差が広がっていきます。
つまり複利での運用は、運用が長期になればなるほど、その恩恵を享受できるという訳です。
そう、つまり私は複利の恩恵を、8年間も捨て続けてきた、という訳です。
悲しいなぁ…
次に②についてです。
下記のグラフは、国内外の株・債権を買い付けた時の5年時と20年時のリターンのバラツキを表しています。
投資して5年では元本割れが発生する可能性がありますが、20年後ではマイナスになることがほぼなく、プラスの結果になる可能性が高くなります。
また、株・債権に分散せずとも、株式の主要インデックス、例えば日本・先進国・新興国だけでなく、アメリカ・中国、そして全世界などのカテゴリでも、10年・20年運用を続けるとリターンはプラスになったという事実があります。
つみたてNISAの非課税期間が20年なのは、この辺りの理由から来ていたりするかもしれません。
結論としまして、「早く投資を始め、長期で運用し続けることで、時間の力を借りて資産を増やし守ることができる」ということです。
投資をしている人としていない人では、将来大きな格差を生むことになります。
運用のタイミングが遅れれば遅れるほど資産運用の失敗確率が高まる、引いてはお金持ちへの道が遠のきます。
できるだけ早くできるだけ長く、です。
「なぜ(金持ちを)あきらめる必要がある 今の時代を貯蓄だけでは生き抜いていくことはできん!! となればお前の金は必ずだれかの手に落ちる!! それでもいいのか!! なにを迷うことがある! (リターンを)奪い取れ 今は投資家がほほえむ時代なんだ!!」
オタッシャデー!
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茸社長
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