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ドーモ。皆
=サン。

茸社長です。

 

過去の記事で書いたように、私はかつてFXをやっていました。

この世に投資商品と呼ばれる物は数多ありますが、FXはその中でもハイリスク・ハイリターンです。

上手く成功すれば莫大な利益を得られ、サラリーマンや主婦と言った素人層がFXで成功した例がいくつも報告され、ネットには成功体験談が、書店には書籍が数多く出回っています。

FXを扱う証券会社も一時期に比べて随分増えました。

しかし、光あるところには影が付き物です。

FXで失敗すれば大きな損失が発生し、一夜にして無一文になる危険性もあります。

 

さてFXで大敗すると借金漬けの生活が待っていると思っている人も中にはいるでしょう。

実際のところ、それはイエスでもありノーでもあります。

 

普通に取引をしていれば、どんなに高いレバレッジで大損をぶっこいても種銭が消えるだけで、借金を背負うことはありません。

 

しかし、少々小勝ちしたからと調子に乗って、借金して種銭に費やすなどの馬鹿をやると、いざ負けた時に借金まみれになります。

よくネットなどで「人生オワタ\(^o^)/」などという書き込みが見られるのは、恐らくこういったパターンではないでしょうか。

 

そもそも世の中では、FXは一応投資という分類になっていますが、事実は違います。

あれは紛うことなきギャンブルに属するものです。

 

世の中にはギャンブルを辞められない、というより辞めようとすら思わない人々が多く居ます。

日本人が嵌っているギャンブルとしては、競馬、競輪、競艇、パチンコ、パチスロなどが多いでしょうか。

あとは宝くじや仮想通貨もそれに含まれるでしょう。

 

こういったギャンブルにド嵌りする人たちは揃いも揃って自信家で、何故か「自分は勝てる、勝てるぞ」と根拠のない自信に突き動かされ、ありったけの資金をギャンブルにつぎ込みます。
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ところがどっこい、そう簡単に勝てる訳もありません。

と言うのも、ギャンブルとはほとんどの人間が負けるように出来ているからです。

 

例えば、主なギャンブルの控除率は以下の通りになります。

ギャンブルを運営する胴元が、賭ける者に配分せずに自ら取得する割合のこと。テラ銭の割合(胴元の取り分)

宝くじ(日本)で5256%、サッカーくじ(スポーツ振興くじ、toto)で50%前後、公営競争(競馬・競輪・競艇・オート)で25%、パチンコで1015%ぐらいです。

つまり、数字が一番高い宝くじだと、購入した時点で半分以上を胴元に取られてしまう、言い換えると購入した時点で既に半分以上負けが確定するということです。

 

その上で勝てるのは極々少数であり、どれだけ楽観視(妄想?)していようと、確実に儲かるのは胴元のみです。

搾取されて終わります。

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ギャンブルとは、基本的にゼロサムゲーム(参加者の得点と失点の総和(サム)がゼロになるゲーム)なのです。

(ほとんどのギャンブラーにとってはマイナスサムゲームかもしれません)

 

私もFXをする前からこの真理に辿り着けていれば、失った時間とお金を無駄にすることもなかったのですが

ままならないものです。

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