茸社長です。
先日、つみたてNISAを始めるならSBI証券と楽天証券がおススメ、なんてことを言いましたが、
「じゃあ、SBI証券と楽天証券ならどっちが良いの?」という声もあると思います。
人によってどちらが合っているかはマチマチでしょう。
あなたにピッタリな証券会社はいったいどちらなのか?
ここでは、SBI証券と楽天証券の違いをお伝えしようと思います。
ただし、今回はあくまで「つみたてNISA」関係の話と言うことで、IPOや通常の株式投資などの比較はかなり軽めかカットすることとします。
SBI証券、楽天証券の特徴は?
ネット証券界のツートップ「SBI証券」と「楽天証券」。
まぁ他にも色々ありますが、とりあえずこんな感じで。
口座数や取り扱い投資信託数は、ほぼ互角です。
ポイントプログラムは一見SBI証券が有利ですが、楽天証券は楽天カード決済による1%のポイント還元サービスを実施しています。
結果的に多くSBI証券よりポイントを多く得られますし、楽天ポイントで投資信託の購入も出来るので、ポイントにるいては、楽天証券が勝っていると思います。
SBI証券のメリット
上述していますが、今回は投資信託絡みオンリーです。
それらを踏まえると、大きく以下のメリットがあると思います。
① 投信マイレージサービスでTポイントが貯まる
② Tポイントで投資信託を購入できる
③ 投資信託の毎日積立ができる
ぶっちゃけ楽天証券と共通しているような事柄ばかりですが、それはそれで王道サービスということでしょう。
とりあえず詳細を説明しましょう。
① 投信マイレージサービスでTポイントが貯まる
「投信マイレージサービス」とは、投資信託の残高に応じて毎月Tポイントが貯まるサービスです。
投資信託に応じて、月間保有額の0.03〜0.2%がTポイントで付与されます。
以前までは、SBI証券独自のポイント制度でしたが、2019年7月からTポイントが導入され、汎用性がアップしました。
② Tポイントで投資信託を購入できる
Tポイントを使って投資信託を買うことが出来ます。
注意が必要なのは、積立購入するときにはTポイントが使えないことです。
③ 投資信託の毎日積立ができる
茸社長大好きな毎日積立、正確には毎営業日積立が出来ます。
別に毎月積立よりも有利に働く訳ではありませんが、何となくロマンを感じます。
SBI証券のデメリット
少し考えてみましたが、ありますかねぇ?
無理やり挙げるとしたら、商品の数が多くて初心者には理解するのが難しい、とかそんなのでしょうか。
しかしそんなの楽天証券でも同じですし…
まぁ大したデメリットはないということで。
楽天証券のメリット
① 投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイント貯まる
② 楽天スーパーポイントで投資信託が買える
③ 楽天カードで投資信託の積立ができる、1%のポイントが還元される
④ 楽天銀行とマネーブリッジで紐付けると普通預金金利が0.10%に
楽天証券は、楽天市場や楽天カード、楽天銀行など、いわゆる楽天経済圏の一部として外部とポイントを共有できる点が強みです。
① 投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイント貯まる
② 楽天スーパーポイントで投資信託が買える
③ 楽天カードで投資信託の積立ができる、1%のポイントが還元される
この3つは、楽天ポイントについて、ということでまとめて説明するとしましょう。
投資信託の保有額に応じて楽天ポイントが貰えるというのはSBI証券と共通する制度ですが、楽天証券では残高10万円ごとに毎月4ポイントとなります。
パーセンテージで言うと0.048%、例えば投資信託100万円保有していると480ポイント貰えるということです。
決して多くはありませんが、貰って損はありません。
また楽天証券最大のメリットは、楽天ポイントを使って投資信託(2019年10月からは国内株式も可)を購入できる点です。
単純にポイント投資分だけリターンが増えますし、現金で投資することを躊躇する人でもポイントならば気軽に資産運用を始められるかと思います。
一度始めれば、精神的なハードルが下がり、よりお金について考えられるようになるはずです。
さらに、楽天証券では投資信託の積立を楽天カード払いにすることで、、月5万円分まで楽天スーパーポイントが1%還元されます。
こららにより、普段から楽天カードを使用していれば楽天ポイントが多く貯まり、楽天カードで投資信託を購入すれば楽天ポイントが還元され、投資信託保有額が増えれば楽天ポイントが貰え、それらを使って投資信託を購入すればポイント分、リターンが増えると言う素晴らしいコンボが可能となります。
私はSBI証券でつみたてNISAを開設しましたが、今から始めるなら間違いなく楽天証券を選ぶでしょう。
SBI証券も良いのですが、私はTポイントより楽天ポイントの方が貯まりやすい生活を送ってますので、その差です。
④ 楽天銀行とマネーブリッジで紐付けると普通預金金利が0.10%に
楽天銀行とマネーブリッジというサービスを使って紐付けると、入出金をしなくても自動入出金(スィープ)可能になり、また常に普通預金が優遇金利の0.10%になります。
楽天銀行だけを使っていたら0.02%、SBI証券の制度でも0.01%です。
たった0.10%と侮ることなかれ。楽天銀行への預金額が増えると利子も無視できない程度には増えていきます。
もちろん楽天銀行も楽天証券もマネーブリッジも全て無料です。
使わない手はありません。
また、SBI証券では標準で毎営業日積立が選択可能ですが、楽天証券ではつみたてNISAでのみ選択可となっています。そこは注意です。
楽天証券のデメリット
ないです(迫真)
こと投資信託関連ではデメリットは皆無です。
他のサービス(IPOが少ないとか)や手数料などではあるかもしれませんが、今回は無視します。
結局どっちが良いの?
楽天証券とSBI証券の両方を紹介してきましたが、結局どちらが良いのか?
どちらを選んでもはずれは無いと思います。
ポイント関連で楽天証券が勝っているとは思いますし、実際私が今から始めるなら楽天証券を選ぶでしょうが、今のところSBI証券でつみたてNISAを実施していて不満はありません。
どちらが良いかは、その人次第です。
強いて言えば、楽天ポイントユーザーでとにかくポイントを有効活用したいという人は楽天証券を、これからIPOや株式投資にも手を出したいという人はSBI証券を選んでおけば良いのでは?、と思います。
何度も言いますが、この2社ならどちらを選んでも間違いはありません。
それぞれ、口座開設はこちらから
オタッシャデー!
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