茸社長です。
私の投資法は、ブログのタイトル通りインデックス投資と米国株がメインなのですが、日本株の個別銘柄も2つだけ持っています。
一つは以前の記事にも書いた勤め先の「持株会」、そしてもう一つが「イオン(8267)」です。
もとはと言えば、我が家の周辺(自転車移動圏内)には、5,6か所スーパーマーケットがあるのですが、そのうち2か所がイオン系列、しかも最近で最も利用しているのがグルメシティという環境でした。
そんな中、イオンの株主優待がお得だと聞いて調べた結果、「よし買おう」となりました。
では、実際にイオンの株主になることはどのくらいお得なのか。
今回は、イオン株主の証である「イオンオーナーズカード」のお得すぎる特典を紹介します。
イオン株主になるメリット
① 配当が受け取れる
イオンの配当利回りは1.50%(2019年10月現在)
配当金は1株当たり36円なので、年間3,600円貰えます。
② 毎月20、30日のお客様感謝デーで5%OFF
「20日30日5%オフ♪」というCMでもお馴染みですが、イオンでは毎月20日と30日はレジでオーナーズカードを見せると、ほとんどの商品5%オフになるという素晴らしいキャンペーンがあります。
まぁこれは、オーナーズカードではなく、イオンカードやWAONカードでも代替できます。
③ イオン株主様ご優待カード(イオンオーナーズカード)
株主メリットの大本命、イオン株を100株以上購入すると貰えます。
この存在がイオン株主となる最大の理由です。
オーナーズカードは本人用と「生計を同一にする家族二親等以内まで」使える家族カードの2枚貰えます。
特典内容は同じですので、家族に渡して存分に使ってもらいましょう。
では、オーナーズカードについて説明いたしましょう。
・買い物で3~7%キャッシュバック(専門店を除く)
オーナーズカードは全国のイオン、マックスバリュ、グルメシティ、ダイエーなどで使えます。
会計時にオーナーズカードを提示すると、支払った金額はキャッシュバック対象額として自動で集計されます。
集計されたキャッシュバック対象額の3~7%を、半年ごとに「現金」でキャッシュバックして貰えます。
キャッシュバック率は株の以下の保有割合に応じて決まります。
株主優待のキャッシュバック率(2019年10月現在)
ちなみに上記お客様感謝デーの5%OFFと併用できるので、合計8%の割引となります(正確には少し違いますが)。
・専門店の買い物も3%割引
イオン自体は食品などの日常品中心のスーパーですが、イオンモールなどには専門店も多く出店しています。
いくつか紹介してみましょう。
・レストランで10%割引
イオンの子会社、イオンハートが運営している全国約270店舗で食事が10%割引になります。
対象店舗
(株)イオンイーハート[四六時中、SHIROKU、グルメドール、和ぐるめ、ボンディア、麦の香、海の穂まれ カフェ・ド・ペラゴロ]
最後にイオン株式会社のサイトに載ってあるオーナーズカード使用可の専門店を一気にまとめてみましょう。
・映画鑑賞が1000円に
イオンシネマでオーナーズカードを提示すると、通常1,800円の鑑賞料金が1,000円になります。
この割引は自分だけでなく、一緒に来た友人・家族にも適用されるので非常にお得です。
●大人/大学生/高校生:通常1,800円のところを鑑賞料金1,000円(高校生料金が1,000円の場合は鑑賞料金800円)
●中学生以下:通常1,000円のところを鑑賞料金800円
さらにオーナーズカード提示で鑑賞券を買うと、ポップコーンまたはドリンク引換券を1枚貰えます。
家族カードと2枚合わせて見せると、なんと引換券も2枚もらえるのです。
イオンシネマは、全国各地に約90劇場もあり使い勝手が良いです。
・イオンラウンジが使える
飲み放題、お菓子付き、雑誌ありで、ゆったりソファでくつろげるイオンラウンジが使用できます。
イオンモールに設置されていますが、店舗によって設置がない店舗もあります。
また席数の都合で時間制限もあるところもあります。
・長期保有ならギフトカードが貰える
イオンギフトカードは、イオンの各店舗で利用できる金券です。
3年以上保有の長期株主の場合、保有株数に応じてイオンギフトカードを貰えます。
・1000株以上→イオンギフトカード 2000円分
・2000株以上→イオンギフトカード 4000円分
・3000株以上→イオンギフトカード 6000円分
・5000株以上→イオンギフトカード10000円分
イオン株主になるデメリット
個別株なので、当然株価が暴落する恐れはあります。
特にイオンのような人気の株主優待を採用している企業は、万が一株主優待の改変・廃止があった場合には、株価が大きく変動するので、そのあたりの動向にも注意してください。
また、デメリットとは違いますが、上記のように保有株数に応じてキャッシュバック率が違います。
保有株数が多いほどキャッシュバック率も高くなる訳です。
「じゃあイオン株もいっぱい買えばいいのか」と思うかもしれませんが、別に100株で良いと思います。
現在のイオンの株価は約2,180円です。(2019年10月23日17時時点)
それぞれのキャッシュバック率を得るために必要な費用は以下のようになります。
(購入手数料などはなしで)
100株 : 218,000円
500株 :1090,000円
1,000株:2180,000円
3,000株:6540,000円
ここで、仮に半年で10万円をイオンで買い物したとしましょう。
それぞれのキャッシュバック率で還付される金額は以下のようになります。
3%OFF:10万円×3%=3,000円
4%OFF:10万円×4%=4,000円
5%OFF:10万円×5%=5,000円
7%OFF:10万円×7%=7,000円
私は一人暮らしなのでそれほど多く買い物しないのでこの程度です。
家族状況によってはもっと金額も大きくなるのでしょうが。
もしイオン株を3,000株購入しても還付されるのは100株の時と比較して4,000円程度増えるだけです。
しかし、イオン株を買うのに必要な資金は30倍掛かります。
投資額は600万以上増えるのに、これではちょっとコスパ悪いです。
イオン株以外にも投資しているので、ここは手堅く100株で3%を享受するのがベターな気がします。
イオンの株主になるためには
イオンの株主優待と配当金を貰うためには、イオンの株主になる必要があります。
① 証券口座を開設
② 必要なお金を証券口座に入金
③ イオンの株式を100株以上購入
④ 毎年2月末日と8月末日の権利確定日まで株を保有し続ける
⑤ 晴れてイオンの株主です
証券会社なら何処でもいいですが、取引手数料の安いところを選べばさらにお得です。
イオンの株主優待はいつ届く?
株主優待は証券会社に登録した住所に届きます。
権利確定日(2月、8月)から2~3ヶ月ほど掛かります。
つまり、
2月権利確定日の場合: 4月ごろ
8月権利確定日の場合:10月ごろ
おまけ
イオン株とは関係ない話になりますが、イオンカードセレクトというクレジットカードを併用すれば、さらに1%還元されお得になります。
イオンカードセレクトは、クレジットカードの「イオンカード」とイオン銀行のキャッシュカード、電子マネーWAONが一体になったカードです。
イオンカードセレクトの還元率は通常0.5%(200円で1ポイント)で、他と比較して高い訳ではありませんが、これを1%まで高める方法があります。
それは、電子マネーWAONをオートチャージさせることです。
イオンカードセレクトからWAONにオートチャージされると還元率0.5%、そのWAONを支払いに使用するとさらに0.5%、合計で1%となります。
イオン、イオン系列のスーパーマーケットでよく買い物される方々、イオンの株主優待生活を存分に担当してください。
オタッシャデー!
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