茸社長です。
皆さん、貯金していますか?
私も投資に重きを置いているとはいえ、最低限何かあっても大丈夫だろう、と思えるぐらいには銀行口座に眠らせています。
恐らく皆さんもそうでしょう。なら、どれだけ貯金できていますか?
最近この類のニュースをよく耳にすると思いませんか?
「貯金ゼロ世帯」が増加しているらしい
金融広報中央委員会の『家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]』によれば、20歳代の世帯の32.2%、30歳代の世帯の17.5%が貯金ゼロ、だそうです。
世代別に見ると20代では約40〜50%と高いのですが、30代以降は徐々に下がります。
私のような一人暮らし者は集計されていないので、一概に全ての家庭に当てはめられる訳ではありませんが、結構な数字です。
幸いにも、私は貯金ができない生活というものをしたことがないので分かりませんが、貯金できない人の生活と聞くと、どうにも綱渡りっぽいイメージです。
貯金ゼロだと行く末は暗いぞ
貯金がゼロということは、咄嗟の出費に対応できない、正確には大型の出費に対応できないということです。
人生にはいくつもの大型出費の時期があります。
就職や転職をすれば引っ越すこともあるでしょう。
賃貸の場合は、敷金、礼金あとは単純に引っ越し代が掛かります。
貯金ゼロで実家暮らしの人は一人暮らしが簡単には始められませんし、貯金ゼロの賃貸暮らしだと簡単に引っ越すこともできません。
また、万が一職を失うと日々の生活すら危うくなります。
さらに、人によってタイミングは異なりますが、人生におけるイベントでも事あるごとに大きな出費を繰り返します。
結婚、出産、教育費、住宅費、家庭によっては車とどれもこれも、まとまったお金が必要となります。
もちろんローンを組めばその場しのぎは可能ですが、それでは何時まで経ってもお金は貯まりません。
現役時代に貯金できていないと、相当ヤベェのです。
じゃあどうする? こうする!
お金を使うのは簡単ですが、お金を貯める癖は簡単には身に付かないものです。
「余裕が出来たら貯金」なんて思っていては、いつまでたっても「その時」が来ないまま、老後を迎えてしまうでしょう。
今現在まったく貯金がない人は、支出を徹底して減らしつつ副業で収入を増やしていくしかありません。
とりあえずはこんな方法達を実践してみてください。順番には特に意味はありません。
嫌でも貯金できるでしょう。正直、狡い手段も混じっていますが。
①
先取り貯金
貯金をする方法としておススメなdのが「先取り貯金」です。
毎月余ったお金を貯金しようとしても、まず貯金できません。
強制的に貯金するしかないのです。
そんな時便利なのが、大抵の銀行にある「積立定期預金」です。毎月自動で指定した金額を定期預金として積み立ててくれます。
定期預金とは言え金利は期待してはいけません。
あくまで毎月一定額を強制的に貯金するだけの仕組みとして利用しましょう。
②
財形貯蓄
先取り貯金の一種ですが、もし勤め先に財形貯蓄制度があるのならば利用するのも手です。
給与から勝手に天引きされるため、始めからその分は無いものとして、口座に振り込まれた分だけで生活するようになります。
定期預金同様、金利は雀の涙であることも多いため、やはり金利には期待せず、強制貯金の手段として考えましょう。
③
食費を減らす
と言っても、急に量を減らすのは難しいでしょう。
ならば後は、外食を減らす・半額シールが貼られる時間帯を狙う・節約レシピで自炊ぐらいです。
外食は単純に値段が高いことが多くお金が掛かります。極力控えましょう。そしてクーポンがあれば遠慮なく使いましょう。
また、だいたい何処のスーパーでも、お惣菜などの「消費期限が近い食品」は夕方以降に半額シールが貼られることが多いはずです。
あらかじめ欲しい商品を決めておき、他の買い物もしながら商品に半額シールが貼られるのを待ちましょう。ダサいと思ってはいけません。
食費は節約効果が大きいため、簡単で安い材料で作れるレシピを知っていると便利です。クックパッドなどに幾らでもレシピは公開されています。参考に。
④
買い物は出来るだけクレジットカードで支払う
水道光熱費や家賃などの固定費を含め、普段の買い物では出来るだけクレジットカードで支払いましょう。
クレジットカードのポイントが貯まりますし、ポイントは現金と同じように利用できるので、切り替えられるものは早めに切り替えることをおススメします。
⑤
固定費の削減
支出を減らすうえで、最も見直して欲しいのは「固定費」です。
固定費とは、家賃やガス水道光熱費、住宅ローンなどの住居費、スマホやインターネットの通信費、生命保険や損害保険などの保険料のことをいいます。
これらは一度見直せば、以降ずっとその削減効果を継続できるので効果は抜群です。
家賃などは難しいかもしれませんが、通信費なら格安シムに乗り換える、保険料なら惰性で加入している保険を辞める・ネット保険会社のプランに切り替える・ガス電気代は自由化されているのでより安価な業者に乗り換えるなど、いろいろ方法はあると思います。
⑥
嗜好品を減らす
嗜好品を多く取る人は、これらを減らすことで大きな節約になり、貯蓄へ回す余裕も出てくると思います。
お酒やたばこ、菓子などは、度が食べ過ぎると健康への害にもなります。
健康な体は、何よりの財産です。年を取ると理解できます。
⑦
娯楽費を減らす
無理をし過ぎると、リバウンドでより出費が増えるので程々にすることをおススメします。
趣味を持つことは人生を彩るために重要かもしれませんが、やはり支出の源となり得ます。
完全に辞めてしまうのは良くありませんが、頻度を減らしその分を貯金に回しましょう。
また習い事やジム通いなどは、本当に自分に必要かどうかを考え直してみてください。必要なければいっその事、辞めてしまうのも手です。
さらに、友人や同僚などとよく飲み会を開くと言う人も要注意です。
言うまでもなく、交際費は金額が大きくなります。行くなら行くで、出来るだけ安い店を選んだり回数を減らすなり努力してください。
というか、貯金も出来ないのに、趣味や飲みにお金を使いすぎるのはアホのすることです。
⑧
断捨離しよう
家の中には、本用に必要なものだけでなく要らないものもたくさんあるでしょう。
捨てるぐらいなら、売れるものはメルカリなりヤフオクなりで全て売ってしまいましょう。
あまり使用していないブランド品や遊び終わったゲームなど、何かはあるはずです。
それほど高くは売れないかもしれませんが、無いよりは良いです。
⑨
お金に働かせる
細かくいえば節約の手段なんて他に幾らでもあるでしょうが、とりあえずここまでと言うことで、最後は投資についてです。
自分たちが幾ら働いても、貰える金額には限界があります。なのでお金にも働いてもらい大きく成長してもらいましょう。
お金に働いてもらうと言っても、いきなり株式投資や不動産投資はハードルが高いという人も居るでしょう。
だからといって、銀行口座に預けていても金利は無いも同然。
とりあえずは少額から始められる投資信託、もっと言えば投資信託の自動積立が良いでしょう。
これには税金が優遇される
iDeCo :(個人型確定拠出年金)
(つみたて)NISA:(少額投資非課税制度)
などの制度もあるため有効活用し、よりお得にお金を働かせることを考えてみましょう。
今のところ大丈夫だが
幸いにして、私は貯金が出来ないというほど生活に逼迫したことはありません。
一人暮らしですし、そうそう大きな出費もありません。
とはいえ今後もずっとそのままとは限りません(生涯独身でいるつもりはないゾ)。
もしものためにも、お金に困らない人生を歩むため、お金にも働いてもらっています。
このように株式を買ったり投資信託を積み立てていくなど、資産を運用していくことをおススメします。
オタッシャデー!
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