ドーモ。皆=サン。
茸社長です。
さて先日、楽天証券で楽天スーパーポイント(以降楽天ポイントと呼称)を使用して投資信託を購入できる、と記事にしました。
このサービスが始まってから楽天証券では、投資信託の購入者の約8割がこのサービスを利用しているとのことです。
また、サービスを開始して以降、楽天証券で投資信託を初めて購入する人の割合が3割アップしているとのことで、投資初心者にも好まれて利用されているそうです。
そんな楽天証券では現在、なんと投資信託だけでなく国内の株式(現物に限る)の購入も楽天ポイントで行えるようになっているのです。
2019年10月28日より、国内株式(現物において、「楽天ポイント」を1ポイント=1円として、購入代金および取引手数料の全額または一部に利用できるサービスを開始しています。
そういえばSBI証券でも、Tポイントを使って投資信託を購入できるようになったみたいですので、サービス的には1歩抜きんでた感じでしょうか。
まぁ似たようなサービスは他でもやってますが。
ポイント投資(国内株式)の概要
・購入できるもの、購入単位
国内株式 現物取引 取扱い銘柄で、100株単位(単元)ごとの購入
(IPO、PO、ライツ・オファリング(払い込みによるもの)を除く)
信用取引やそれ以外の特殊なものはサービス対象外のようです。
ただし、国内ETFは対象です。
ETFには割と少額から購入できるものもあるので助かります。
海外ETFにも利用できるようになれば、なお嬉しいですが。
・対象口座
一般口座、特定口座、NISA口座(ジュニアNISA口座は除く)
投資信託と同じようにNISA枠で購入できるのは嬉しいです。
ただし、ジュニアNISAは対象外なので注意が必要です。
・対象ポイント
通常ポイントのみ利用可能となっています。
期間限定ポイントや他のポイントから交換した楽天ポイント、購入した楽天ポイントなどはサービス対象外です。
① 楽天証券で「楽天スーパーポイントコース」に設定する
楽天証券で楽天ポイントを使用できるように設定します。
ホーム画面右側の「ご利用中のポイントコース」の項目に、恐らく設定画面へのボタンがあったはずです。
私はもう設定し終わっているので消えていますが。
そこで、ポイントコースを、「楽天証券ポイント」から「楽天スーパーポイント」に変更し、楽天ポイントの口座番号を登録してください。
② 国内株式購入用のポイント設定をする
まだ設定していない人は、上画像の赤囲み内に設定画面へのボタンがあるはずです。
次画面でポイントの利用設定を行います。
「国内株式の購入にポイントを利用するか」と「毎月あるいは毎日に使用する楽天ポイントの上限」を設定します。
③ 株式を注文する
あとは通常通り、国内株式の注文を行います。
注文画面ではポイント利用の有無については求められず、設定した上限までのポイントが自動で使用されます。
ただし注意点として、注文した時点では一旦「通常通り現金」が購入に充てられます。
そして後日、設定した通りに楽天ポイントが消費されて、先に使用されたポイント分の現金が返金されるという仕組みになっています。
そのため、楽天ポイントを十分量保有していても、実際に国内株式を注文する際は、その分の現金を持っておく必要があります。
最後に
投資信託に続いて、国内株の購入も楽天ポイントで行えるようになった楽天証券、より便利になった訳ですが、大きく3点注意点があります。
1つ目と2つ目は、上述したように、利用できるのは通常の楽天ポイントのみであること、そして注文する時は楽天ポイントと現金両方を十分量持っていなければならないこと。
注文時は現金のみが使用されますが、楽天ポイントも拘束されます。
そして3つ目は、投資信託の購入とはことなり、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象ではない、ということです。
ポイント投資(投資信託)では、1回500円分以上の購入で、楽天SPUがポイント+1倍となるので、楽天市場での買い物でポイントをより貯めたい人は、投資信託の購入を優先した方がいいかもしれません。
オタッシャデー!
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