茸社長です。
12月の半ばあたりから、ネット証券の数社で投資信託の「定期売却サービス」が開始されています。
昨日の記事でも書きましたが、この手のサービスは、これまでSBI証券の「定額解約サービス」のみで選択肢がありませんでした。
ここに来て、一気に3社が名乗りを上げました。
「定期売却」には、定額売却、定口売却(期間指定)、定率売却があります。
それぞれの証券会社で、採れる方法が異なるので注意です。
楽天証券
12月29日より、定率売却、定額売却、定口売却のいずれかを選択して売却可能となります。定率指定での毎月の取り崩し比率は当初は1%以上となっていましたが、0.1%以上からに改善されています。
受取日は毎月1回、1~28日から選択します。
対象口座は、一般口座、特定口座、NISA口座、つみたてNISA口座、法人口座だそうです。
詳細は下記リンクより楽天証券のサイトをご覧ください。
セゾン投信
2020年春より、定口売却、定額売却のいずれかを選択して売却可能となります。楽天証券が定率、定口、定額売却の3種類を選べるのに対し、セゾン投信は定口、定額売却の2種類です。
受取は、毎月1回、あるいは各月(奇数月か偶数月を選択)に1回。
詳細は下記リンクをご覧ください。
ありがとう投信
定率売却、定額売却のいずれかを選択して売却可能となります。
詳細は下記リンクをご覧ください。
私の所感は
将来、運用しながら定期的に資産を取り崩していく人がほとんどだと思います。一気に売却するよりも、資産が長続きするからです。
その際、どのような手段を取れば良いのか、選択肢の幅が広がったのは良いことです。
特に定率で取り崩せるようになったのが大きい。
定率や定口での売却だと、その時々によって受け取る額が変わります。
景気が良い時は多く取り崩し、逆に悪い時は少なめに取り崩すことになるので、資産が長続きし老後資産をより生かすことができます。
まぁどの方法が一番良いかは人それぞれなので、一概に「コレ」と言えませんし、おそらく私がこの手のサービスを利用するのは早くても20~30年以上先です。
間違いなくサービスの中身も変更されているでしょう。
いつものパターンなら、SBI証券でも定率や定口でのサービスが始まるでしょう。
その時が来れば、どうするか煮詰めようと思います。
何はともあれ、このようなサービスが各社で始まったことは喜ばしいニュースです。
諸々の手数料無料化も含めて、一昔前にはなかったサービスが続々登場した一年でした。
オタッシャデー!
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