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ドーモ。皆
=サン。

茸社長です。

 

過去の記事に書いてきたように、私はSBI証券でつみたてNISAを始めました。

このつみたてNISASBI証券では積立頻度の設定が色々ありまして、定番の毎月から始まり、毎週、毎日と、それぞれで積み立てることができます。

裏ワザで、ほぼ一括投資する方法もありますが、ここでは割愛。

私はこの中で、毎日積立を選択し、2年間実施してきました。

 

本記事では、毎日積立に関して私が良いと思ったこと、悪いと思ったことなどを書いていきます。

なお、つみたてNISA関連の他の記事は本リンクより参照ください。


毎日積立の良いこと

  株価を気にしなくてOK

恐らく、毎日積立の唯一の利点は「これ」1本です。

実のところ、成績だけを見れば毎日・毎週・毎月のどれを選択しても似たようなものになるそうです。

暴論、毎日積立でも年一積立でも20年、30年ぐらいの長期になれば、多少良い悪いはあっても大きな差が生まれません。

なので、成績の優位はないと考えられます。

 

しかし、人によってはメンタル面の健全さで大きく貢献してくれます。

恐らく多くの人が行っている毎月積立は、その名の通り月一の頻度で買い付けます。

1か月というのは短いようで長いもの、その間には株価等に大きな影響を与えるようなイベントが多数発生する時もあります。

そんな時タイミングが悪いと、「一時的な割高の時に投資した」だの、「あと数日ズレていれば」だの、いろいろ一喜一憂することもあるでしょう。

それがどん底まで来ると、「いっそのこと、自分でタイミングを決めて買い付けよう」「やっぱり辞めよう」などと悪い方悪い方に考えが落ちていくことになります。

一方で毎日積立ならば、そんな悩みに縁はありません。

なにせ、市場の調子が良い時も悪い時も、瞬間的に暴落した時も暴騰した時も、全ての営業日に買い付けを行うからです。

とにかく心理面、感情を排除して投資を続けることができます。

ある意味、最強のドルコスト平均法です。

毎日積立の悪いこと

  毎月積立や一括投資の方が有利なこともある

上の「良いこと」で、毎日積立でも一括投資でも大きく成績に差は無いと書きましたが、それでも細かく見れば、多少は差があります。

理屈で言えば、毎日積立よりは出来るだけ早い時期に一括で買い付けした方が良いと言われます。

それはそうかもしれません。

我々は、多少の上下はありつつも株価が右上がりで成長することに期待して投資しています。

ならば、早く多く買った方がリターンが大きくなるのも納得です。

とはいえ、株価がずっと右上がりになることはありません。

まぁその年の相場次第で毎日積立が有利にもなるし、一括が投資が有利にもなるため、これをデメリットとするのは正確ではないかもしれません。

毎日積立最大最悪のデメリットは下記の2つ目です。

  投資枠を使い切れない

NISA投資枠 - コピー (2)

この画像は前回記事にも載せたものです。

2018年の投資額をご覧ください。

つみたてNISAの年間投資上限額でる40万円に到達できていません。

きちんと毎日積立にして、ぎりぎり注文設定もONにして、ボーナス設定で辻褄合わせもしていたのに、です。

ネットを調べると私以外にも、罠に引っかかった人がちらほら居るようです。

この原因を簡単に言うと、まず投資信託の買付は

Ⅰ.日本の祝日は買い付けが行われない(営業日のみ)

Ⅱ.外国株が含まれる場合、外国の祝日(休場日)では発注はされるが、実際には買い付けることが出来ず、翌日に持ち越される。(翌日に2日分買う)

ということになっています。

ただの毎日積立ならば上のⅡで辻褄が合うので、最終的な投資金額がズレることはないのえすが、つみたてNISAにおける毎日積立は事情が異なります。

つみたてNISAでの毎日積立は金融機関があらかじめ営業日数を計算して、その日に買い付けを行ってくれます。

しかし、この営業日にはファンドの休場日は考慮されていません。

本来なら休場日でも、その買えなかった分は翌日に持ち越しなのですが、つみたてNISAでの毎日積立では、「設定金額×営業日数(2019年は247日)」での買い付けしか実施しないのです。

何があろうと1日あたり「設定金額×営業日数」しか買い付けされないのです。

つまり「翌日に持ち越し」が行われず、買い付け出来なかった分は注文がなかったことにされます。

これが、投資枠を使い切れなかった原因です。

積立設定の変更

私の場合、2018年が終わった時点でこの原因を調べていたので、2019年も毎日積立にした上で、12月後半に2019年分扱いになるギリギリにボーナス設定で残りを全て買い付けて、何とか40万使い切りました。

しかし、今後この「ボーナス設定で残りを買い付け」という作業を忘れずに出来る自信がなかったので、ここは信条を曲げて積立頻度を毎月設定に変更し、分かりやすく枠を使い切れるようにしました。

継続することが重要

つみたてNISAだけに限らず、長期投資において重要なことは「低コスト」のファンドを選ぶことです。

しかしそれも投資を「継続」していくことが前提での話です。

メンタル面で言えば、この毎日積立は良い選択肢です。

値動きが気になって仕方がない人こそ活用をおススメします。

ただし、つみたてNISAで毎日積立をする場合は毎年年末に諸々の対応をする必要があります。

忘れずに実施するようにしてください。

 

オタッシャデー!

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