1139581
ドーモ。皆
=サン。

茸社長です。

 

株式投資に興味を持つ理由の一つに「株主優待」があります、ありますね?

株主優待を採用している銘柄を保有していると、年に1回か2回ほど企業の商品や金券が届く、あるいは特別なサービスを受けられるというもので、物によっては非常に魅力を感じる制度です。

私もご多分に漏れず、株主優待を受けられる銘柄を一つ保有しており、その恩恵を受けています。

過去の記事でも書いたように、イオン(8267)です。

100株しか保有していないので3%だけですが、イオン系列のスーパーマーケットでの買い物でキャッシュバックを受けられます。

銘柄によってはユニークな優待も多く、ウケる人にはとことんウケる株主優待制度ですが、実際は常に優待廃止のリスクを背負っています。


株主優待の廃止…?

もともと株主優待という制度は、企業のことを応援してくれる株主に対して「感謝の気持ち」として贈られるものです。

つまり別に絶対に優待を送らなければならない訳ではなく、企業の都合でいきなり廃止されてしまうこともある訳です。

株主優待廃止されるには、いくつか理由があり、例えば「業績が悪くなって株主優待を維持する余裕がなくなった」、「会社の成長に投資をするため、株主優待のコストを削減した」などが考えられます。

理由はともあれ、株主優待は基本的に喜ばれることが多いため、それが無くなった途端、株価が暴落する危険性が高まります。

つまり株主優待のブーストによって、本来のその企業の価値、実力以上に株式を買われ株価が上昇している可能性がある訳です。

特に、魅力的な株主優待を提供している会社ほど、優待を廃止した時の株価の値下がりリスクは大きくなるので注意が必要です。

このように優待が廃止されると、「株主優待がもらえない」+「株価が下がる」のダブルパンチを喰らいます。

優待廃止は予測できる?

企業が優待を廃止する理由は色々あると思いますが、大抵は業績の悪化であることが多いような気がします。

要するに業績の立て直しが急務であり、優待にコストを掛けていられなくなっている訳です。

で、実はこの優待廃止、事前に予測できることもあるらしのです。

私には全く理解できないことでありますが、業績の悪化と言うのは企業分析を細かく行えばその予兆が見られると、何処かのサイトで読んだ記憶があります。

んなもん、そこらへんの一個人投資家が出来るか!、と思いますが、やっている人はやっているのでしょう。

そして株主優待というのは一年で終わりではなく、持っている限り何年も続くので、いつ廃止されるかを予測するために企業の動向などを定期的に調査しなければなりません。

保有する優待銘柄は増えれば触れる程、その管理が大変になります。

何とも難易度の高いことです。

それを見たとき、「私には無理だ」と感じました、1,2銘柄で限界だと。

株主優待目当てで投資するのは別に構わないでしょうが、優待だけで投資先を決定するのは、あまりおススメできないかもしれません。

株主優待は、それに魅力を感じる人によっては、それは素晴らしい制度なのでしょうが、優待廃止のリスクを背負っているということを考慮したうえで活用する必要があります。

実際、毎年多くの企業が優待を廃止しているのです。

 

オタッシャデー!

↓↓↓よろしければ、応援お願いいたします。励みになります故↓↓↓
にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へにほんブログ村 株ブログ 米国株へ