茸社長です。
nanacoは死にました。
電子マネーの代表格の一つ、nanacoがまた改悪を重ねます。
nanacoはコンビニで税金・公共料金などの支払いが出来るため、税金を実質的に減らすことができるということで重宝されていました。
また色々なクレジットカードからnanacoにチャージすることでポイントを二重取りすることが出来ていました。
しかし残念ながら、2020年3月12日より、nanacoにチャージできるクレジットカードがセブンカード4種のみに制限されます。
改悪の詳細
nanacoにおいて、新規にクレジットカード登録できるカードがセブンカードのみになります。対象カードは以下の4種
・セブンカード・プラス【一体型・紐付型】
・セブンカード・プラス(ゴールド)【一体型・紐付型】
・セブンカード
・セブンカード(ゴールド)
なお上記カード以外でも、新規登録や変更は出来なくなりますが、既にnanacoに登録されているカードでのチャージは、今後も可能なようです(3月11日までに登録を済ませればOK)。
しかし、nanacoに登録されているカードをセブンカード以外に変更することも出来なくなるみたいです。
とはいえ、皆さんご存じのようにクレジットカードには有効期限があるため、それが過ぎればどの道使用不可になる可能性があります。
nanaco改悪の歴史
思うに、昨年の2019年はnanaacoにとって改悪が繰り返された1年でした。【6月】
nanacoギフトからチャージする際の登録金額の上限が「1日20万円」に
【7月】
セブン&アイグループ内対象法人におけるnanacoポイント還元率が「1% → 0.5%」に
【9月】
クレジットチャージの回数が「1日3回 から1回、1か月15回 から10回」に
【12月】
収納代行サービスの一部終了
そして今回のクレジットカード縛りです。
まぁポイント半減以外は、「だからなに?」って感じではありますが、改悪への精神的ハードルが下がってきていそうなのが問題です。
次は何が来るのか、不安になります。
代替カードは?
nanacoチャージで還元率1%以上のカードは、今では割とレアとなっています。税金の支払いなどで利用していた人はショックでしょう。さて現在nanacoチャージに使用しているクレジットカードの代替となるカードは?、と言われれば、もう「セブンカード・プラス」以外にありません。
nanacoチャージで0.5%のnanacoポイントが貯まり、他のクレジットカードとは異なり、nanacoのオートチャージが可能です。
クレジットカードとしての還元率は0.5%ですが、セブン&アイグループの店舗(セブンイレブン、イトーヨーカドー)では倍の1%になります。
セブン&アイグループをよく利用するなら、持っておいて損はないかもしれません。
というか他に選択肢がありません。
私への影響は
色々書いてみましたが、振り返って考えてみると正直私には全くダメージがありませんでした。なにせnanacoへのチャージで楽天カードがポイント付与から外れて以来、一切利用していないからです。
nanacoにチャージすることがないので、還元率が下がろうとクレジットカードに縛りが入ろうと関係ないのです。
じゃあ何故記事にしたかというと、これをキッカケに他の電子マネーも同じ道を辿らないか不安になったからです。
どこぞのスマホ決済アプリ達もそうですが、人気が出るまでは優遇して利用者が増えるとサービスを悪くするというこの流れ、辞めてもらえませんかねぇ。
オタッシャデー!

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