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ドーモ。皆
=サン。

茸社長です。

 

インデックス投資の資産クラスにも色々あります。

日本や先進国、新興国の株式や債券、リートに加え全世界株式や米国株式などなど、投資家は自分の投資スタンスに従い、これらを組み合わせて運用する訳です。

iDeCo加入資格拡大やつみたてNISAの始まりが切っ掛けか、インデックス投資信託のコスト競争が過熱し、信託報酬が高くても0.2%台、低いものとなると0.1%を切るものまで現れました。

そんな中で、「バランスファンド」という分野が存在します。

インデックス投信を組み合わせたバランスファンドもまたご多分に漏れず、低コストで購入できるようになっています。

今回はバランスファンドについてです。


バランスファンドとは?

バランスファンドとは、国内外の株式や債券、REITなど、複数の資産に投資するタイプの投資信託です。

よく言われるのは、株式100%の場合よりもリスク・リターンが低くなり、資産配分の決定やリバランスも自動的に行われるので、初心者や資産運用に時間を掛けられない人にはおススメというものです。

逆に言えば、資産配分が固定され調整できないので、ある程度自分でアレコレしたい人には物足りないともいえます。

バランスファンドの特徴をまとめると

  一本の投資信託で全世界の株・債券・REITに幅広く分散・低コスト投資ができる

  リバランスも勝手にやってくれる、ほったらかし投資

  下落時でも比較的安定

 

ちなみに、バランスファンドといっても色々あります。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドや世界経済インデックスファンドのような株式・債券に半分ずつ投資すタイプ、世界経済インデックスファンド(株式シフト型)や楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)のような株式や債券に比率を偏らせたタイプ、そしてiFree8資産バランスやeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)、ニッセイ・インデックスバランスファンド (4資産均等型)のような均等に資産を分散させるタイプです。

この記事でいうバランスファンドは、最後の資産均等型を指します。

おススメ理由①幅広く分散・低コスト投資ができる

投資信託一本で世界中の資産にほどよく分散投資ができるのが一番の魅力です。

どの資産がいつ値上がりし値下がりするかは誰にもわかりません。

ならばいっその事、全部持っておこうという清々しさ。

例えば上述したiFree8資産バランスやeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)であれば、日本先進国新興国の株式債券と日本先進国のリートの8資産にまとめて投資できます。

有名どころでは、

iFree8資産バランス

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

・ニッセイ・インデックスバランスファンド(4(6、8)資産均等型)

・たわらノーロード バランス(8資産均等型)

 

特にeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、FOY2019で第5位に入賞しています。

おススメ理由②ほったらかし投資

バランスファンドは面倒なリバランスをする必要がありません。

リバランスとは、目標とした資産の割合が崩れた時に、増えた資産を売却して減った資産を購入して元の割合に戻すことです。

先日の記事でも書きましたね。

バランスファンドでは、このリバランスをファンド側で勝手にやってくれます。

私のように、あえてリバランスしていないような人でなければ、まぁ実施しているであろうこの作業、面倒臭い手間を引き受けてくれるというのだから大助かりです。

おススメ理由③下落時でも比較的安定

資産均等型バランスファンドはその構成上、3分の1から2分の1は債券を含んでいます。

株式と債券は逆に動く傾向があるため、市場が下落する状況に陥っても上昇する債券がクッションになって損失を抑える効果があると言われています(必ずしも逆に動く訳でもないですが)。

株式100%よりも値動きがかなりマイルドです

現在のような暴落が続いたりすると人によっては大きくなる評価損を見て頭が痛くなるかもしれませんが、株式だけに投資するよりはメンタルに優しいはずです。

まぁ下がる時は下がるんですがね。

 

人によっては日本の比率が高すぎるとか債券の比率が高すぎるとか、色々駄目出しされている資産均等型バランスファンドですが、投資にそれほど興味が無く時間を掛けたくない人や単純に忙しい人、あるいは難しいことは考えたくない人には思考停止できるこのタイプは悪くないのでは、と思います。

 

オタッシャデー!

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